店舗やクリニック、事業所などでは、建物の前まで来ても「入口はどこだろう?」と迷ってしまうことがあります。
特に、建物の奥に入口がある場合や、複数のテナントが入っている建物、入口が道路から見えにくい場所にある場合には、施設の存在を知らせる看板とは別に、入口を案内する表示が役立ちます。
看板というと「お店や会社の名前を大きく表示するもの」というイメージがありますが、来訪者を目的の場所まで案内することも看板の大切な役割の一つです。
では、入口案内の看板を設置するときには、どのようなことを考えればよいのでしょうか。
【課題編】入口案内で迷いやすいポイント
建物は分かったけれど、入口が分からない
道路から店舗や施設の看板が見えていても、実際の入口が別の場所にあると、初めて訪れる人は迷ってしまうことがあります。
特に、建物の側面や奥に入口がある場合には、施設名を表示するだけでは十分な案内にならないことがあります。
複数の入口がある場合、どこから入る?
大きな施設や事業所では、正面玄関、従業員入口、搬入口など、複数の出入口がある場合があります。
来訪者が利用する入口を明確にしておかないと、目的とは違う場所へ進んでしまう可能性があります。
入口までの方向が分からない
入口そのものが見えていない場合には、「入口はこちら」と表示するだけではなく、どちらへ進めばよいのかを案内する必要があります。
その場合は、矢印などを使って進む方向を示す方法があります。

【解決編】「ここから入る」が分かる案内を作る
入口を示す情報をシンプルにする
入口案内では、たくさんの情報を載せる必要はありません。
「入口」「受付」「こちら」など、目的に合わせて必要な情報を簡潔に表示することで、来訪者が短時間で内容を理解しやすくなります。
特に歩きながら見る案内では、文章を増やしすぎず、見やすさを優先することが大切です。
矢印を活用する
入口が看板から離れている場合には、矢印などを使って進む方向を示す方法があります。
ただし、矢印を表示するだけでは、実際の進行方向と一致しない場合があります。
看板を設置する場所から入口までの動線を確認し、実際に歩いたときに迷わない表示になっているかを考えましょう。
入口の近くにも施設名を表示する
建物の入口まで来たときに、「本当にここで合っているのか」と不安になることもあります。
道路側に大きな看板があっても、入口付近に施設名が何も表示されていなければ、初めて来た人には判断しにくい場合があります。
必要に応じて入口付近にも施設名や店舗名を表示すると、目的の場所であることを確認しやすくなります。
複数の案内を組み合わせる
入口が分かりにくい場合、一枚の看板だけですべてを解決しようとする必要はありません。
例えば、
- 道路から施設の存在を知らせる看板
- 建物の入口まで誘導する案内看板
- 入口付近の施設名表示
- 受付や各フロアを案内する表示
というように、場所ごとに役割を分ける方法があります。
それぞれの場所で必要な情報だけを表示することで、全体として分かりやすい案内になります。
建物や周辺環境との関係を確認する
入口案内は、設置する場所によって見え方が大きく変わります。
植栽や柱、他の看板などに隠れてしまえば、せっかく設置しても案内として機能しにくくなります。
また、歩行者から見るのか、車から見るのかによっても、適した位置や大きさは変わります。
看板を作る前に、実際に来訪者がどこを通り、どの場所で迷うのかを確認しておくと、必要な案内を考えやすくなります。
建物のルールも確認する
テナントや商業施設などでは、看板を設置できる場所や大きさ、デザインなどに建物側のルールが設けられている場合があります。
入口案内を新しく設置する場合も、事前に管理者や建物のルールを確認しておくことが大切です。
まとめ
入口案内看板は、「施設がどこにあるか」を知らせるだけでなく、「目的の場所まで迷わずたどり着いてもらう」ための看板です。
入口が道路から見えにくい場合や、建物の奥にある場合、複数の出入口がある場合などには、施設名を知らせる看板とは別に案内表示を設ける方法があります。
「入口はこちら」「受付はこちら」など必要な情報を分かりやすく表示し、実際の来訪者の動線に合わせて設置場所を考えることがポイントです。
看板を検討するときは、設置後の見た目だけでなく、初めて来た人が迷わず目的の場所まで行けるかという視点から考えてみましょう。
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