看板の設置場所で見え方は変わる?高さ・向き・位置の考え方

同じデザイン・同じ大きさの看板でも、設置する場所によって見え方は大きく変わります。

例えば、道路に面した店舗と、建物の奥にある店舗では、看板を見る人の位置や距離が異なります。

また、看板を高い場所に設置すれば必ず見やすくなるわけでもありません。

看板を設置するときは、サイズやデザインだけでなく、**「誰が、どこから、どの方向から見るのか」**を考えることが大切です。

【課題編】看板は「付ける場所」だけでなく「見える場所」が重要

看板を設置するとき、「空いている壁面だから」「取り付けやすそうだから」という理由だけで場所を決めてしまうと、設置後に思ったように見えないことがあります。

例えば、

  • 道路から看板が見えにくい
  • 歩行者から見ると建物に隠れてしまう
  • 看板が高すぎて文字が読み取りにくい
  • 周囲の建物や樹木などに遮られる
  • 車の進行方向から見ると正面を向いていない
  • 店舗入口が分かりにくい

といったことがあります。

看板は、単純に大きくしたり高い位置に取り付けたりするだけではなく、実際に見る人の視点から設置場所を考えることが重要です。

【解決編】看板の設置場所を考えるポイント

1.誰に見てもらいたいのかを考える

まず、看板を見る人を考えます。

店舗の前を車で通る人に見てもらいたいのか、歩いている人に見てもらいたいのか、それとも建物を訪れた人に入口を案内したいのかによって、適した設置場所は変わります。

例えば、道路から店舗の存在を知らせたい場合と、入口の場所を案内したい場合では、必要な看板の位置や向きが異なります。

2.どの方向から見られるのかを確認する

看板は正面から見るとは限りません。

道路の進行方向や歩行者の動線によって、看板を見る角度は変わります。

正面から見ると分かりやすい看板でも、斜めから見ると文字が見えにくくなることがあります。

そのため、設置する場所だけでなく、どの方向から看板を見ることになるのかも考えておきましょう。

3.看板までの距離を考える

看板を見る距離によっても、適した文字の大きさや情報量は変わります。

遠くから見る看板では、細かい情報をたくさん載せるよりも、店舗名や業種など、必要な情報を分かりやすく見せることが重要です。

一方、店舗の入口付近など近い距離で見る看板なら、営業時間やサービス内容など、もう少し詳しい情報を載せることもできます。

4.高さが高ければ良いとは限らない

「できるだけ高い場所に設置したほうが目立つ」と考えることもありますが、必ずしもそうとは限りません。

見る人との距離が離れすぎると、文字が小さく感じられたり、情報を読み取りにくくなったりする場合があります。

また、建物の高さや周辺環境によっては、かえって看板が周囲に紛れてしまうこともあります。

そのため、単純に高い位置へ設置するのではなく、実際の視点から考えることが大切です。

5.周囲に遮るものがないか確認する

看板の前に、樹木や電柱、建物などがあると、せっかく設置した看板が見えにくくなることがあります。

また、季節によって樹木の状態が変わる場合などもあります。

設置場所を決める際には、看板そのものだけでなく、周辺の環境も確認しておきましょう。

6.入口案内と店舗の存在を知らせる看板を分けて考える

看板には、「店舗がここにあることを知らせる」という役割と、「入口がどこにあるのかを案内する」という役割があります。

店舗の存在を知らせる看板は道路などから見えやすい場所に、入口案内は実際に来店した人が分かりやすい場所に設置するなど、目的によって場所を変えることもできます。

一枚の看板ですべての情報を伝えようとするのではなく、必要に応じて役割を分けることも一つの方法です。

設置場所は「目立つか」だけで決めない

看板を設置するときは、「一番目立つ場所に付ければよい」と考えがちです。

しかし、重要なのは単純な目立ちやすさだけではありません。

誰に、どこから、何を伝えるための看板なのか。

この3点を考えることで、適した設置場所が見えてきます。

例えば、道路から店舗の存在を知らせたい場合と、建物内の入口を案内したい場合では、同じ店舗でも適した場所は異なります。

まとめ

看板は、同じサイズ・同じデザインでも、設置する高さや向き、位置によって見え方が変わります。

設置場所を決めるときは、

  • 誰が見るのか
  • どこから見るのか
  • どのくらいの距離から見るのか
  • 看板を遮るものがないか
  • 看板にどのような役割を持たせるのか

といった点を考えることが大切です。

「空いている場所に設置する」のではなく、実際に看板を見る人の立場から設置場所を考えることで、より目的に合った看板にすることができます。

看板の設置場所に迷った場合は、現地の状況を確認しながら、看板の役割や見え方に合わせて位置や仕様を検討するとよいでしょう。

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